家族が経営する会社だったので、人手が足りず営業から経理までこなしていた私は、妊娠中でも仕事はかなりハードなものでした。男性の多い職場環境でしたので、つわりで食べられないことやトイレに駆け込むことまで気を使いました。運転をしてあちこちいかなければならず、お腹が大きくなるにつれ腰痛に悩まされまいたが、予定日3日経過した時まで運転していました。こんな状態でしたので出産後、10日で本格的に仕事に復帰、子どもは、事務所の休憩室にベビーベッドを置いて育児をしました。完全母乳だったため、外出するときは搾乳をして母に託していきました。まだ生後1か月のわが子を置いて数時間でも出かけることに切ない気持ちを申し訳なさがありましたが、有資格者が私だけだったので、お客さまのところに動かざるを得なかったのです。しかし、職場で育った我が子は、母の心配をよそにお客さまからとても愛され人見知りをすることもない天真爛漫な子どもに成長しました。それでも、若さで乗り切っていた私の体は、悲鳴を挙げてしまいとうとう倒れてしまったのです。もともとじっとしていられない性分だったので無理がたたったと今では後悔しています。このことがきっかけで旦那が資格を取得、私の仕事のサポートに入ってくれるようになりました。ただでさえ自分の仕事外装菓子いのに資格を取得してくれた時は心強かったです。2人目、3人目が生まれた時も即、職場復帰しましたが、1人目に比べると若さがなくなっていしまったのか勢いではこなせなくなっていたので、主人や周りのサポートがとてもありがたかったです。あれから20年ほどたちましたが、若年性更年期障害と診断された30代後半は、産後に無理をしたせいなのかと悩むこともありました。わたしのように仕事にすぐにでも復帰したい女性は多いと思います。若いほど多少の無理も乗り切れますが、後々心身に支障をきたすこともあったので、できれば自分のために1ヶ月は最低静養して徐々に仕事をしていく環境を作り、母子ともに健康な毎日を送って欲しいと願います。
24歳女 職場に赤ちゃんを連れてのは予想以上の労力だった
