30代の女性会社員です。昨年、子供が1歳を迎えたため、子供を保育園に入園させ、職場に復帰をしました。最初は、正直、やっと子育てから解放されると思いました。子供は大好きですし、ある程度大きくなるまで一緒にいてあげたいとも思いましたが、やはり体と心が限界でした。また、元々仕事が好きで働いていたので、社会から切り離されて生活をすることに対しての不安と、毎日同じことを繰り返しているせいで刺激がなく、自分の脳が衰えているような感覚があったため、とにかく現場に復帰したいと思っていました。しかし、現場復帰というのは世間でも言われているように、登園を始めるとどうしても子供が体調をしょっちゅう崩すようになってしまい、以前のようにバリバリと働くことが難しくなってしまいます。私もかつては育休復帰者のフォローアップをしていた身だったので、現場への負担は理解していました。ですので、批判覚悟で復帰する前に職場へ子供を連れて挨拶に行き、今の自分たちはどういう状態なのか。これから予測される事態と職場の皆にかかるだろう迷惑、そして、それを回避するために私がする対策はどういったものなのかを説明しました。すると、現場の皆からは「仕方ないよ。だって、そんなに小さい子いるんだもん。」と案外あっさりと理解を得ることが出来ました。相手の状況が見えないから、不満や邪推が出て来てしまうのだと思った私の予想は当たりました。特に若い独身者からすると、1歳という年齢の子供がどのくらい小さくて、どの程度のことが出来るのかが分かりにくいため、批判しがちだったのだと思います。まだヨチヨチと歩きはじめたばかりの姿を見て、「こんなに小さいのであれば病気や怪我したってしょうがない。」と、心から納得してくれていた様子でした。子供が小さいとどうしても病気で仕事を休まざるを得ず、職場からは冷たい視線を浴びせかけられるお母さんは多いと思います。しかし、それらは相手が自分の状況を理解していないから起きる不満だと思います。私ほど思い切れとは言いませんが、相手に理解してもらえるように、勇気をもって自分から動くことも必要だと思います。子供のため、自分のためにも負けないでください。
33歳女性、思いきって行動したら案外うまくいった
