四国在住 40代半ばの会社員です。出産経験は、3回で、25歳、30歳、37歳の時です。子どもは、現在、19歳、14歳、8歳です。最初と2回目は自然分娩、3回めは、帝王切開で出産しました。それぞれ、全然違った出産になり、どれも印象に残っていますが、今回は、3回めの帝王切開での出産についてをお話しします。妊娠中から、逆子と言われていて、逆子体操もしましたが、逆子のまま、治らなかったので、帝王切開での出産になりました。逆子であること以外は、経過も順調でしたが、出産予定日の2週間ほど前に、出勤しようとするときに、家の階段から転げ落ちてしまいました。翌日の妊婦健診で見てもらったところ、幸いお腹の子どもには問題がなかったのでほっとしました。帝王切開は、出産日が決まっているので、当時、小学一年生の真ん中の子どもの入学式や参観日などの予定がわかると前もって対処方法を決めておけたので、それに関しては、とてもよかったと思います。帝王切開の前に、病院で、麻酔科の医師、看護師、担当医から、手術当日の説明があり、とても緊張したのを覚えています。私は、これまで自分のレントゲン写真や、MRI画像、病気の父の胃瘻の説明などでたびたび過呼吸で倒れたことがあり、説明を聞いたら倒れるのではという不安がありました。説明を受ける前に、これまでの経緯を話し、できるだけ手短に説明をしてもらいました。幸い、倒れることはなかったのですが、麻酔をかけたら、血圧が下がる場合があるという説明を受けて、不安になりました。以前も、歯科口腔外科で、麻酔の後、気分が悪くなり血圧が下がったことがあったので、その旨を麻酔科の医師につたえました。血圧が下がったときのための薬は用意しておきますというので、とりあえず安心してその日は、帰宅し入院準備の確認をしました。当日、麻酔は、硬膜外麻酔でした。麻酔をかけてすぐにとても気分が悪くなり、これまで経験したことのない苦しさを味わいました。胃瘻の説明を聞いて倒れた時は、血圧が、上が75まで下がって、回復するのに1時間以上かかりましたが、それ以上に苦しくて、薬が効いてくるまでの数分(だと思う)がとても長く感じました。このまま薬が効かなかったら死ぬと思いました。薬が効いてからは、普通の帝王切開の手術で、滞りなく、出産することができました。ただ、手術後の麻酔が切れてからが、とても痛くてつらかったです。私は、自然分娩の方が楽だと思いました。年齢もあるとは思いますが、手術後の回復も少し遅かったです。後日談になりますが、出産前に転んだ時に痛めたお尻は、産後3か月しても痛かったので整形外科を受診したら、尾てい骨にひびが入っていたそうです。この状態で自然分娩だったらかなり痛かっただろうということでした。妊娠中は、くれぐれも足元に気をつけてください。
37歳 女性 帝王切開の麻酔で死にそうなくらいの苦しみを味わう
